ノートの力2
自分が見えてくる
「勝負における相性は偶然ではない」で
相性が悪いのは間違いで それは相手が あなたの、あなたのチームの弱点、癖を良く知っているから 結果多く負けているだけだと説明しました。
では どうしたら それを知ることができるのか。
「ノート」です。
野球であれば 配球、配球ごとのピッチャーのプレート踏み方、どの球に空振りしたか、空振りする前の球は何か、その球を打ったときどこに飛んだか などなどどんどん書き出します。
これを長期間続けているとあるとき「ポン」と答えが出てくる。
私は空手でこれをやっていました。あるとき 自分のポイントをとられる 癖を発見しました。
私はサウスポースタイルですが ほとんど前(右)拳を使ってなかった、だから相手は私の懐に入りやすかった。
そこで 試合中、前拳を積極に出す 逆に構え 前(左)拳でポイントを狙いに行く わざと誘い込む事で 今まで以上に楽な試合運びができるようになりました。
(相変わらず 右拳は駄目でしたが、いいのです。他の手足を生かすための右拳として活用し 相性の悪さを完全に逆転できたのですから)ノートを付けていなければ 気がつかなかったでしょう。
ライバルも 絶対教えてくれるわけないですから。教えてくれるのは あなたが やめてからです